展覧会メモ

旧正月の津和野。森鴎外記念館のコレクション展《森家三兄弟―鴎外と二人の弟》メモ。

今年2017年の旧正月は津和野へ出かけた。新山口駅(小郡)から乗ったディーゼルカーのJR山口線に和みつつ、津和野へと向かったのだったが、山口県立美術館に出かけるべく山口駅で途中下車したひとときが案外にもなかなかよかったのが、ほのかによい思い出。…

演博の《不滅の俳優 池部良の世界展》を見て、『スヰート』の池部鈞と戸板康二の歳月をおもう。

演博の長い夏休みが終わると、名実ともに秋だなアと毎年思う。と、手帖に大きく「演博」とメモしていた9月22日土曜日、わーいわーいと演博に出かけて、図書室にて懸案の資料の閲覧を済ませたあと、前日にはじまったばかりの《不滅の俳優 池部良の世界展》を…

続・早稲田大学演劇博物館の《初代中村吉右衛門展》にまつわるメモ。

小宮豊隆が『中村吉右衛門論』を書いた明治44年夏のちょうど百年後の2011年の夏、早稲田大学演劇博物館にて《初代中村吉右衛門展》が開催される! と一人で興奮しているうちに、あっという間に展覧会初日がやって来て、その素晴らしさは想像していたはずなの…

早稲田大学演劇博物館で《初代中村吉右衛門展》を見る。

開催を知ったときから待ち遠しくてたまらなかった演博の初代吉右衛門展は、今月7月2日を初日に、現在絶賛開催中(会期は来月8月7日まで)。ソワソワと毎週見物に出かけて、この三連休で三回目の見物をしたところ。その素晴らしさは十分予想していたはず…

早稲田大学演劇博物館で《二世市川左團次展》を見る。

ここ数カ月というもの、開催を心待ちにしていた演博の左團次展。先月末にイソイソと見物に出かけて以来、今日まで3回見物している。今年生誕130年の左團次、初日の10月19日は左團次の誕生日。最終日の12月5日まで、あと1回か2回は見に行けたらいいなと思…

昼下がり、埼玉県立近代美術館の小村雪岱展へゆく。

午後1時、もう十分買い物をしたというのに、後ろ髪を引かれる思いで古書展会場を出て、休日の午後の青い空の下、いい気分でちょいと散歩をする。小川町から淡路町に向って歩いて左折、万世橋付近で遅い昼食のあと、秋葉原から京浜東北線で北浦和へ。買った…