2012-07-01から1ヶ月間の記事一覧

戸板康二と歩く東京:千駄ヶ谷、代々木山谷から明治神宮へ(後篇)

代々木駅東口、小田急の旧本社ビル、五代目歌右衛門の邸宅の跡地を経て、藤倉電線の千駄ヶ谷工場の碑の前に立ち、戸板康二の父・山口三郎が入社した大正初年代の藤倉電線とその同時代の五代目歌右衛門に思いを馳せて胸を熱くしたところで「千駄ヶ谷」をあと…

戸板康二と歩く東京:千駄ヶ谷、代々木山谷から明治神宮へ(前篇)

2011年6月26日付けの『戸板康二ノート』にて、「戸板康二が幼年時代を過ごした渋谷メモ。代々木山谷と渋谷永住町。」と題して、戸板康二の渋谷時代に思いを馳せたことがあった。戸板康二の代々木山谷時代は、『回想の戦中戦後』の「うまれた町」に、 生まれ…

武蔵野美術大学美術館で『編集装丁家 田村義也の仕事』を入手して、戸板康二と田村義也と久保栄をおもう。

6月最初の土曜日の夕刻、演博の廊下で入手したチラシで、武蔵野美術大学の美術館で《大辻清司フォトアーカイブ 写真家と同時代芸術の軌跡 1940-1980》(会期:5月14日~6月23日)が開催中と知ってムズムズだった……という次第で、雨降りしきる次の土曜日に…