2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

「戸板康二ダイジェスト」更新メモ。戸板康二の明治製菓資料2題。

戸板康二ダイジェスト(http://www.ne.jp/asahi/toita/yasuji/)をほんのわずかに改装しました。新たに増えた記事はありません。全5ページだった年譜を全6ページに、大正4年の出生から明治製菓を退社する昭和18年までを、出生から三田時代(http://www.ne…

東宝の『忠臣蔵』を見て、ぼんやりと「昭和歌舞伎」をおもう。

ゼエゼエと息も絶え絶えになんとか間に合ってよかったよかったと、午後6時過ぎ、無事に神保町にたどりつく。息も絶え絶えになってまで見に来るほどの映画でもないのだけれども、昭和37年の東宝の稲垣浩監督で幸四郎主演の『忠臣蔵』は長年の懸案であった。 …

『春泥』の創刊号(昭和5年3月)から第83号(昭和12年6号)までの83冊が書斎に搬入。

つい一週間前に、昭和15年に復刊の『春泥』第4号(おそらく最終号)の「小村雪岱号」を神保町のとある古書肆で購って、入手する日が来るなんて夢にも思っていなかったから、嬉しいを通り越して、この感謝の気持ちの持って行き場をどうすればよいのだろうと…

『sumus』第13号・「まるごと一冊晶文社特集」が届いて、晶文社の戸板康二をおもう。

冷たい雨がシトシト降っているなかをトボトボと帰宅すると、できたてほやほやの「sumus」最新号「まるごと一冊晶文社特集」が届いていて、歓喜にむせぶ。はやる気持ちをおさえてソワソワと夕食の支度をして、ソワソワと食事および片づけを終えたあとで、ゆっ…

昭和15年の『春泥』第4号、小村雪岱号を入手する。

夕刻、神保町へ。とある古書肆におもむいて、古雑誌を購う。入手する日が来るなんて夢にも思っていなかった。肩から羽が生えて、地上30センチをバタバタと飛んでいるような心境になって、ふたたび靖国通りに出て、そのまま直進。九段坂上の喫茶店にたどりつ…

岩波文庫の『ハムレット』に耽溺して、昭和8年の「築地のハムレット」をおもう。

月曜日の昼休みにふと思い立って、岩波文庫の『ハムレット』(野島秀勝訳)を買って、スターバックスのソファでさっそく読み始めたら、さっそく夢中。翌日から朝と昼、コーヒー片手にじっくりと噛みしめるように読みすすめる。こうして突如シェイクスピアに…