2009-01-01から1年間の記事一覧

資生堂の雪岱展の図録はあっと驚く美しさだった。

埼玉県立近代美術館の雪岱展においては、購買意欲がわかず図録は買い控えてしまった。その代わり、掛川の資生堂アートハウスにおける展覧会の図録を通信販売にて入手(2000円)。雪岱に似つかわしい、つつましいながらもあっと驚く美しい図録で手にとったと…

昼下がり、埼玉県立近代美術館の小村雪岱展へゆく。

午後1時、もう十分買い物をしたというのに、後ろ髪を引かれる思いで古書展会場を出て、休日の午後の青い空の下、いい気分でちょいと散歩をする。小川町から淡路町に向って歩いて左折、万世橋付近で遅い昼食のあと、秋葉原から京浜東北線で北浦和へ。買った…

正午、古書展で『テアトル・コメディ』を買う。長岡輝子を読んで「1930年代東京」と龍岡晋をおもう。

2年前から毎年12月23日は「正午 古書会館」、というわけで、今年で三回目の開催となる古書展に馳せ参じるべく、正午神保町。このところ人生何度目かの三宅周太郎ブームの渦中にいるので、無理やり三宅関連文献ということで、未所持の中戸川吉二の本が売って…

国立劇場で『頼朝の死』、『一休禅師』、『修禅寺物語』を見て、新井旅館のお菓子を買う。

目が覚めると、昨日の夕刻から夜中までザアザア降っていた雨がすっかりあがっていて、一面の青い青い空。機嫌よく、弁当をこしらえてから、毎週日曜日の朝のおたのしみ、NHK ラジオ「音楽の泉」を流しながら、朝食。本日はモーツァルトのヴァイオリン協奏曲…

和洋会で買った『演芸画報』で明治製菓資料を発見する。『新演芸』のレート化粧品。

六本木で鏑木清方展を見て、あちらこちらを歩いて、夕方から雨が本降りになって、イソイソと帰宅。夕食の支度の合間に、本日の古書展で買ったばかりの演劇雑誌を繰って、ホクホク。そして、さっそく昭和12年3月の『演芸画報』を眺めて、ワオ! と狂喜する。…

鏑木清方展を見て、戦前の戸板康二と三木竹二の『歌舞伎』をおもう。

古書展での重たい荷物とともに六本木へ。母と待ち合わせて、サントリー美術館で鏑木清方の展覧会を見物。いつもよりだいぶ人が少なくてゆったりと見物できた上に、清方の絵をひさびさにじっくりと見られて、じっくりと見られるというだけでたいへん満喫。こ…

和洋会で『演劇出版社30年』を入手する。

ほとんど時間がないというのに、むりやり和洋会開催中の東京古書会館へ出かけることにして、イソイソと外出。開場とほぼ同時に会場に入り、注文していた『演劇出版社30年』を引き取り、『演芸画報』や『新演芸』が200円か300円で積んであるのを見つけて、数…

歌舞伎座初日、忠臣蔵を通し見物して、1日が終わる。

日曜日の朝のおたのしみ、本日の「音楽の泉」は、シューベルトの《さすらい人幻想曲》なり(ブレンデル独奏)。「音楽の泉」を聴きながら観劇弁当をこしらえるのはひさしぶりだなアと、朝っぱらからハイになって作業。とにかくも、忠臣蔵を通しで見物できる…

歌舞伎座の幕間に『芸道礼讃』を買いにゆく。

昼の休憩時間の合間に、喜多村緑郎の『藝道礼讃』が今すぐに欲しい! の一念で、木挽堂書店へ。無事に入手できて、歓喜にむせぶ。 ついでに、買った絵葉書、《歌舞伎座》。『主婦之友』昭和7年9月号附録。東京劇場の屋上から見た歌舞伎座。 同じく、『主婦…

戸板康二の仕事・著書リスト

戸板康二の仕事・著書リスト(http://www.ne.jp/asahi/toita/yasuji/list/a/01/index.html)」に『中村雅楽探偵全集付録』と『名優のごちそう』を追加。 創元推理文庫の『中村雅楽探偵全集』全5巻の帯に「全巻ご購入の方にプレゼント実施」とある応募券を計…