2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

「シアターΧ名作劇場」で久生十蘭と灰野庄平の戯曲を見る。

6時過ぎ、秋葉原で総武線に乗り換えて、両国へ。総武線で隅田川を渡る瞬間がいつも大好き。電車が浅草橋を過ぎたところで、さらに窓の近くへ歩を進める。このところ、すっかり日が短くなったなアとしんみりしながらテクテク歩いて、シアターΧにて、「第31回…

新橋演舞場へ海老蔵の『義経千本桜』を見にゆく。

休日だけどいつものとおりに6時起床。NHK-FM の「バロックの森」のモンテヴェルディに耳を傾けながら、いい気分で弁当と朝食をこしらえたところで、ふと本日の新橋演舞場は海老蔵の『義経千本桜』であったことに気づいた。週明けからずっと、今週末の芝居見…

内田吐夢の『警察官』の「東京昭和8年」に陶然。写真家としての杵屋栄二。

先週の水曜日の夕刻、《内田吐夢没後40年回顧上映》開催中の新文芸坐へ、『限りなき前進』と『土』の二本立てを見に行った。平日の日没後の新文芸坐行きはいつも丸ノ内線。御茶ノ水駅直前の丸ノ内線の車窓から見える神田川と聖橋の風景はいつ見ても心躍る。…

東京宝塚劇場で宙組公演『TRAFALGAR』『ファンキー・サンシャイン』を見る。

正午前、丸ビルで母と待ち合わせて、食事と買い物と喫茶と歩行を経て、午後4時前、東京宝塚劇場に到着。 このところ、宝塚にそこはかとなく飽きているのは否めないのだったが、今年1月にひさびさに見た宙組の『カサブランカ』が素晴らしかったので、今回は…

鍛冶橋通りを歩いて、戦前の明治製菓をおもう。『狂った一頁』の井上正夫に見とれる。

午後6時過ぎ、丸の内仲通りを右折して、鍛冶橋通りを直進して、フィルムセンターに向かって早歩き。「ぴあフィルムフェスティバル」でしばらく中断していたフィルムセンター通いが再開して嬉しい。来週は一週間夏休みで嬉しさも倍増だ。わーいわーいと鍛冶…

明治製菓の神津牧場の絵葉書。

戦前の明治製菓にまつわる紙ものを集めるのが、ここ数年来のおたのしみ。最近買って嬉しかったのが、明治製菓経営の神津牧場の絵葉書。 絵葉書《ジャージー種牛 明治製菓神津牧場》(明治製菓株式会社発行)。添えられてある米川稔の短歌、「しばらくは天つ…