2010-01-01から1年間の記事一覧
昨日はうっかりワインを飲み過ぎてしまったと、ノソノソと起きて出してみると、窓のそとは雨がザアザア。ますます士気が下がったところで、ラジオのスイッチをつけると、ちょうど NHK ラジオの「音楽の泉」がはじまったところ。シューマンの《女の愛と生涯》…
夕刻、へなへなと外に出て、歌舞伎座に向かって早歩き、ゼエゼエとなんとか開演10分前に歌舞伎座に到着。到着したとたん、平日の日没後の歌舞伎座はひさしぶりだなア! と気持ちが高揚。三階席も実はひさしぶりなのだった。分不相応にこのところつい1階で見…
戸板康二ダイジェスト(http://www.ne.jp/asahi/toita/yasuji/)をほんのわずかに改装しました。新たに増えた記事はありません。全5ページだった年譜を全6ページに、大正4年の出生から明治製菓を退社する昭和18年までを、出生から三田時代(http://www.ne…
ゼエゼエと息も絶え絶えになんとか間に合ってよかったよかったと、午後6時過ぎ、無事に神保町にたどりつく。息も絶え絶えになってまで見に来るほどの映画でもないのだけれども、昭和37年の東宝の稲垣浩監督で幸四郎主演の『忠臣蔵』は長年の懸案であった。 …
つい一週間前に、昭和15年に復刊の『春泥』第4号(おそらく最終号)の「小村雪岱号」を神保町のとある古書肆で購って、入手する日が来るなんて夢にも思っていなかったから、嬉しいを通り越して、この感謝の気持ちの持って行き場をどうすればよいのだろうと…
冷たい雨がシトシト降っているなかをトボトボと帰宅すると、できたてほやほやの「sumus」最新号「まるごと一冊晶文社特集」が届いていて、歓喜にむせぶ。はやる気持ちをおさえてソワソワと夕食の支度をして、ソワソワと食事および片づけを終えたあとで、ゆっ…
夕刻、神保町へ。とある古書肆におもむいて、古雑誌を購う。入手する日が来るなんて夢にも思っていなかった。肩から羽が生えて、地上30センチをバタバタと飛んでいるような心境になって、ふたたび靖国通りに出て、そのまま直進。九段坂上の喫茶店にたどりつ…
月曜日の昼休みにふと思い立って、岩波文庫の『ハムレット』(野島秀勝訳)を買って、スターバックスのソファでさっそく読み始めたら、さっそく夢中。翌日から朝と昼、コーヒー片手にじっくりと噛みしめるように読みすすめる。こうして突如シェイクスピアに…
週末の古書展で入手した本や雑誌をゴソゴソと整理する日曜日の夜。なぜか急に《ドン・ジョヴァンニ》が聴きたくなり、ワルターのメトロポリタン歌劇場のライヴ録音(1942年)を何年ぶりかで再生してみたら急にハマってしまったので、iPod に入れて明日からし…
ブログ「日用帳」に年末の関西遊覧日記の第1日目、阪神間遊覧日記を書きました。 foujita.hatenablog.jp 昭和7年から12年までの父の転勤により実家が阪神間の住吉に仮住まいをすることになって、三田在学時の戸板康二がこの5年間、年に三度「帰省」するこ…
ガバッと起きて弁当をこしらえてイソイソと外出。今日は NHKラジオ「音楽の泉」が始まる前に外出。銀座線に乗り換えて田原町で下車、地上へ向かう階段の途中、さすがに朝は焼きそばの匂いはただよってこない。ドトールでコーヒーを飲んで、ほっと一息ついた…
2006年3月、東京宝塚劇場で見た星組公演『ベルサイユのばら フェルゼンとマリー・アントワネット編』が人生初の宝塚観劇だった。戸板さん考案の「ステファン人形」が登場しているのを目の当たりにして、戸板さんが終世親しんでいた宝塚歌劇と出会えた幸福に…
朝起きると、ノドの奥がそこはかとなく風邪っぽい。なんということだ、なんということだ、大いに養生しなければならぬと、季節はずれの生あたたかい空気のなか、早朝の台所でメラメラと養生への決意に燃える。昼休み、イソイソと薬局へゆく。浅田飴(ニッキ…
先週、久保栄の『小山内薫』をノートブック片手にランランと読みふけり、大正4年の三田における「古劇研究会」のところでひとまず中断、ふたたび戸板康二の『演劇五十年』に戻って、文藝協会と坪内逍遥の章から再開とあいなった。あらためて辿ってみると、…
一転、今日はよいお天気。イソイソと外出、今日も朝はランランとノートを取りながら、本を読む。戸板康二の『演劇五十年』は自由劇場でいったんお休みすることにして、昨日の夜、書棚から発掘しておいた、久保栄著『小山内薫』を今日は読むことにする。こち…
天気予報は一日雨降りだけれども、外に出るとまだ雨は降っていない。気が向いて、テクテクと歩いて出かけることにする。三宅坂をトコトコとくだりながら、どんよりとした曇り空の下で、iPod でポリーニのシューマンの幻想曲にひたって、陶然。11月末に3年ぶ…
日曜日のあとにもう一日休日が続くのが嬉しいなアと、しごく素朴な歓びにひたりながら、イソイソと身支度してソソクサと外出。秋葉原で京浜東北線に乗り換えて横浜方面へと向かう。この電車ではいつも車窓の京浜工業地帯(らしきもの)を眺めるのがそこはか…
秋に演博の新派展を見て演劇史をおさらいしたくなり、何年ぶりかで三宅周太郎の『演劇五十年史』を読み返してみたら、前回以上に耽溺してしまい、おなじく「演劇五十年」ということで、戸板康二の『演劇五十年』を読み返そうと思いつつも、そのまま日々が過…
今年の冬休みは一週間にも満たないとは殺生な……と先月ブツクサ言っていたものの、いざ明けてみると、いつもの日常生活がはじまるのが嬉しい、というわけで、機嫌よくイソイソと外出。いつもの喫茶店に早々にたどりついてみると、いつもよりもだいぶ閑散とし…
正午前、外出。近所のお寺で手抜きの初詣、例年どおりに家内安全無病息災商売繁盛を祈願したあと、銀座線に乗り換えて田原町で下車。階段途中の焼きそばの匂いはお正月も健在だ。ドトールで昼食後、人混みを避けて裏道を歩いて、花川戸の松屋に向かう。本日…